ポール・デルヴォー
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209,000円(税19,000円)
《最後の麗しき日々》。限定45部。静かな室内に記憶と時が瞬間の美を映す。デルヴォー晩年の到達点。感情と冷静の調和。
ポール・デルヴォー Paul DELVAUX (1897-1994)
ベルギー・ワンズに生まれる。ブリュッセルの美術学校で学び、初期はフランドル印象派の影響を受けた風景画や裸体画を制作。1933年頃からデ・キリコの形而上絵画に影響を受け、シュルレアリスムへ転向した。16世紀のマニエリスト達が描いたような女性像や、独自の夢とノスタルジーの世界を築く。幻想的な都市風景や静かな裸体女性像を特徴とし、国際的なシュルレアリスム展にも参加。晩年は神秘的で調和のある作風へ移行し、ブリュッセル王立美術アカデミーのディレクターを務めた。1982年にデルヴォー美術館が開館した。