ジョルジュ・ルオー
作家名一覧
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550,000円(税50,000円)
クールなピエロが孤独を映し出す麗しいアクアチント作品。限定250部、30.8×20.8cm、《流れる星のサーカス》シリーズの一点。ジョルジュ・ルオーの深い精神性と色彩の対比が魅力的。
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1,100,000円(税100,000円)
深い信仰の象徴『十字架上のキリスト』1936年エッチング・アクアチント。ルオーによる限定175部。力強い輪郭線と鮮やかな色彩が魅力。
ジョルジュ・ルオー Georges ROUAULT (1871-1958)
1871年パリに生まれる。14歳でステンドグラス職人や修復作家として修業を始めた。ステンドグラス職人時代から、すでにのちのルオーの特徴である重黒い輪郭線や真っ赤な色彩が見られる。1891年にパリのエコール・デ・ボザールに入学し、ギュスターヴ・モローのもとで学ぶ。1895年から主要な展示に参加し始める。1905年のサロン・ドートンヌ展に他のフォービスムの作家たちと参加。フォーヴィスム・グループにおいてマティスは理論的な側面を作品に反映していたが、ルオーはもっと本能的で自発的な作風だった。20世紀最大の銅版画家と評されるルオー。その生涯において残された版画は365点。同時代の他作家たちと比べても決して多作とは言えないが、1点たりとも手抜きのない作品制作にかける姿勢、情熱は他を圧倒する。