ジャン=フランソワ・ミレー
-
2,200,000円(税200,000円)
ジャン=フランソワ・ミレーによる《落穂拾い》オリジナルエッチング。1855−56年制作。農民の尊厳と労働を描く名品。
-
880,000円(税80,000円)
ジャン=フランソワ・ミレーによる《羊飼いの少女》エッチング。1862年制作、31.7×23.6cm。感動と一期一会の価値を描く名品。
-
440,000円(税40,000円)
ジャン=フランソワ・ミレー《ミルク粥》エッチング。1861年制作、15.8×13cm。農村の日常を繊細な線描で表現。母子の愛情が温かく描かれ、生活の一場面を静かに切り取る。版画作品ならではの透明感に心洗われる。
ジャン=フランソワ・ミレー Jean-François MILLET (1814-1875)
フランスのノルマンディに生まれる。農民としての生活体験を基盤に、農村の人々の日常と労働を荘厳に描いた。代表作《落穂拾い》《晩鐘》《種をまく人》では、大地と共に生きる農民の姿を力強い構図と重厚な筆致で表現し、人間の尊厳と生命力を讃えている。その作品は、後の印象派や写実主義にも大きな影響を与えた。自然と人間の営みを敬虔なまなざしで捉えたミレーは、農民画家としてではなく、人間存在の普遍的価値を描いた芸術家である。バルビゾン派のプレイヤード(七星)の一人に数えられ、同派を代表する存在である。