黒と色彩で
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110,000円(税10,000円)
モーリス・ド・ヴラマンクが晩年に創作した限定298部の《黒い背景の花瓶の花》リトグラフ。深い黒が色彩を引き立てる。制作思想と色彩の緊張関係が織り成す、フォーヴィスムの極致。
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110,000円(税10,000円)
ヴラマンク晩年の風景最高傑作《山と湖》。色彩・黒の絶妙な調和。版上サイン入り、298部限定。典雅な美を楽しむ一枚。
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110,000円(税10,000円)
ヴラマンクの限定リトグラフ《小麦畑》。深い色彩、安定感の構図、感情を語る色彩、黒の線が風景を引き締める。版上サイン入りでコレクション価値高し。
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132,000円(税12,000円)
魅力あふれる限定298部のリトグラフ《船》。ヴラマンク晩年の集大成で、黒と色彩の調和が生む静と動の対比。重なり合う要素が織りなす力強い風景。
モーリス・ド・ヴラマンク
『黒と色彩で (En Noir et en Couleur)』
発行年:1962年(没後刊行)
技法:オリジナルリトグラフ
出版社:フォルム社(Éditions Formes, Paris)
版画制作:モーリス・ド・ヴラマンク(生前制作の原版)
刷師:フェルナン・ムルロ工房
限定部数:298部
用紙:ヴェラン紙
『黒と色彩で (En Noir et en Couleur)』は、フォーヴィスムを代表する画家モーリス・ド・ヴラマンクが晩年に取り組んだリトグラフ集で、刊行は没後の1962年に行われました。重要なのは、ここに収められた版画がヴラマンク本人の手によって原版制作された「オリジナルリトグラフ」であるという点です。刊行は彼の死後となったものの、作品そのものは生前の創作活動の中で準備されたものが用いられています。
ヴラマンク特有の激しい筆致と強烈なコントラストは、リトグラフにおいても遺憾なく発揮されています。黒の力強い線描に鮮烈な色彩を重ねることで、フォーヴィスムの原点ともいえる荒々しい表現が紙面上に結晶しています。油彩と同様に、大胆さと直感に満ちた風景表現が画面から迫ってきます。
刷りはムルロ工房によって行われ、ヴラマンクの力強い造形感覚を忠実に再現しています。限定298部という希少性も加わり、コレクターにとって極めて貴重な一冊です。